みなさん、こんにちは。さくらあん(@Sakura_Anne_)です。今回は、BIGBIG WON の「Gale Hall」を紹介したいと思います。
以前、「BIGBIG WON の Gale」を紹介しました。
Gale は、1000Hzのポーリングレートや12bitのスティックなど、業界最高グレードのハードウェアを搭載し、値段を抑えたコスパのいいコントローラーでした。
今回紹介するのは、この Gale に「ホールエフェクトスティック」が搭載された「Gale Hall」です。
「Gale」と「Gale Hall」の違いは、ホールエフェクトスティック以外にもスティックのデッドゾーンをマイナスデッドゾーンにできる……など、気になる機能がいくつかあるようです。
さっそく開封してレビューしてみたいと思います。
動画版
動画でも紹介しています😊
内容物
Gale Hall の内容物はこんな感じです。
- Gale Hall
- 充電スタンド
- サムスティック×2
- USBドングル
- USB Type-A to C ケーブル
- 取扱説明書等
製品仕様
Gale Hall の色展開はブラックのみです。Gale はブラックとホワイトがありました。
サイズ
Gale Hale のサイズです。
サイズは(横幅)約15cm × (縦幅)約11cm × (厚さ)約4.5cmです。GALEと同じサイズですね。
ちなみに、プロコンとサイズを比べてみるとこんな感じです。
※プロコンのサイズ(横幅)約15.2cm×(縦幅)約10.5cm×(厚さ)約4.5cm
重さ
Gale Hale の重さです。
Gale Hall の重さは231gです。
※ Gale 約234g、プロコン 約248g。
対応機器
- Nintendo Switch
- Windows
- Android
- iOS
接続方法
- Bluetooth接続
- 有線接続
- 無線接続(USBドングル)
付属のドングルを使用しての2.4GHz帯の低遅延の無線接続
モード
Gale Hall には、Gale と同じくSwitchモードとXinputモードの2つのモードが搭載されています。
- AボタンとHOMEボタンを2秒長押しすると、HOMEランプが赤色に点灯し、スイッチモードに
- BボタンとHOMEボタンを2秒長押しすると、HOMEランプが緑色に点灯し、Xinputモードに
※ 接続する際に対応したモードに切り替えて接続しましょう。
ポーリングレート
Gale Hall のポーリングレートは有線接続で約1000Hzです。一般的なコントローラーのポーリングレートは有線接続で大体約200Hz前後なので、約1000Hzなのはとても速いです。
※ ポーリングレート:1秒間に操作情報を送信する回数。
スリープ解除機能
Gale Hall は、ホームボタン長押しでスイッチのスリープを解除することはできません。
バッテリー
Gale Hall は、Gale と同じく1000mAh の大容量バッテリーが搭載されています。同じ価格帯のコントローラーの2倍の容量だそうです。
価格
Gale Hall の価格は、充電スタンドとセットで8,999 円です。Gale は、コントローラーのみが6,999円、充電スタンドのセットが8,999 円です。
※ 今のところ、GALEホールセンサーは充電スタンドとセット版の販売のみのようです。
外観
Gale Hall の外観はつや消しのブラックカラーのボディに、スティック周りのオレンジカラーが映えますね。搭載されているボタンや配置は Gale と全く同じです。
正面
ボタン
ABXYボタンのサイズは約9.6mmです(プロコン 約10.6mm)。
ボタン配置はXbox仕様になっていて、内側にスイッチ仕様の配置がかかれています。
ボタンはツルツルしていて、丸っこい形状です。押し心地は、カチカチとしっかりクリック感があります。
スティック
スティックの直径は約17.0mmです(プロコン約17.3mm)。
素材はゴム感の強いゴム素材で、中心が凹み、ドット模様の滑り止めと、フチに溝があるので、滑りにくくなっています。
Gale Hall のスティックは、「ホールセンサースティック」です。無接触センサーが物理的な消耗をなくし、ドリフトが起きにくくなり、耐久性が抜群。使用寿命が大幅に長くなりました。
スティックの軸が Gale はプラスチックでしたが、Gale Hall は金属製になっているのも嬉しいアップデートですね! スティックの押し込みボタンはしっかりクリック感のある押し心地です。
Gale Hall には、交換可能なサムスティックが2セット付属されています。簡単に交換できて、手軽に高さが変えられます。
それぞれのサムスティックの直径と高さはこんな感じです。デフォルトで搭載されているのは、一番高さが低いものになります。
方向キー
方向キーの直径は約21.6mmです。
押し心地はカチカチという感じではなく、軽いクリック感の押し心地という感じです。
FNボタン
一番下の小さいボタンは「ファンクションボタン」です。ファンクションボタンでは
- 連射の設定
- ボタンのマッピングの設定
- スティックのデットゾーンの切り替え
- 振動の設定
- 音量調整
などを設定することができます。
上面
上部の外観はこんな感じです。
※ 上部も Gale と搭載されているものは全く同じですね。
LB/RBボタン
LB/RBボタンはサイズが大きく、とても押しやすいです。
カチカチとしっかりクリック感があり、押し心地の良いクリック感です。
LT/RTボタン
LT/RTボタンはトリガー式で255段階のホールセンサーのトリガーが採用されています。
トリガーストップなどは搭載されていません。トリガーストップも欲しかったですね〜。
背面
背面の外観はこんな感じです。
背面も搭載されているものは Gale と全く同じですね。
4つの背面ボタンにはファンクションボタンやPCツールを使用して、お好きなボタンを割り当てることができます。押し心地はしっかりクリック感があり、とても押しやすいです。少し硬めの押し心地なので、誤って押してしまう心配はなさそうです。
底面
底面には Gale と同じく搭載されているものはありません。
グリップ・握り心地
グリップはこんな感じです。
ドット模様になっていて滑りにくくなっていますが、あまりザラザラ感が強くないので、少し滑りやすい感じがします。
握り心地は、大きすぎず、小さすぎず、違和感なく握ることができるサイズ感ですね。握り心地をプロコンと比べると Gale Hall は、この上の部分までしっかりとグリップの盛り上がりがあるので握った時の中指の部分がプロコンよりも大きく感じる握り心地です。
充電スタンド
Gale Hall の充電スタンドのサイズは(横幅)約12.5cm × (縦幅)約7.5cm × (高さ)約6.5cmです。
Gale のスタンドセットに搭載されているものと同じものですね。
BIGBIG WON のロゴだけが入っていて、シンプルな外観です。底面には滑り止めのゴム素材が搭載されています。
カチッと乗せるだけで充電することができるので、とっても便利です。また、スタンドの背面には、付属のUSBドングルを収納することができるようになっています。
手軽に充電・収納できるの充電スタンドは便利ですね。
振動
Gale Hall は、振動機能もアップデートしました。
搭載されているモーターがサイズアップし、振動の強さがより大きくなりました。
また、GALEよりも精確にモーターを制御できるようになり、低速回転時の振動がより繊細になったとのことです。正直、デフォルトの振動の大きさにはびっくりしました。
ファンクションボタンと十字ボタン右で振動のオン・オフをすることができますが、振動の強弱の調整は、PCツールで設定する必要があります。
PCツール
Gale Hall は Gale と同じく、PC ツールを使用して様々なカスタマイズをすることができます。
- ジャイロ・モーションセンサーの設定
- スティックの設定
デッドゾーン0だけではなく、マイナスデットゾーンも設定できるようになりました。マイナスデッドゾーンはゲーム内設定のデッドゾーンを消す機能です。デッドゾーンが消せないゲームに嬉しい機能ですね。また、スティック多重曲線調整が追加され,ゲーム内でシーンの違いごとに感度を調整できるようにアップデートされたそうです。 - トリガーのデッドゾーンの設定
クイックトリガーをオンにすると、トリガーの入力が1か0かのスイッチモードになります。 - ボタンのマッピング・連射設定
コントローラー上のボタンのマッピングはもちろん、キーボードキーのボタンのマッピングもすることができます。 - その他
振動の強弱の設定ができます。 - マクロ(50ステップ)
背面のどのボタンに割り当てるかなど、50ステップまでのマクロを登録することができます。
スティック感度
PCツールでスティック感度を0にして、スティック感度を調べてみます。
まずは Nintendo Switch で調べてみます。遅延は感じず、倒した方向に反応しています。ぐるぐる回してみても、かくかくせずぬるぬるなめらかですね。ほんの少し傾けてみても、しっかり反応しています。PCツールで設定した通り、デットゾーンはほぼ0と言っていいと思います。
次はパソコンに接続して、Gamepad testerで調べてみます。Switchと同じく、手の動き通りに反応し、ヌルヌルなめらか。少しの傾きにもしっかり反応しますね。スティック感度に違和感はなく、バッチリだと思います。
ジャイロ感度
次はジャイロ感度を調べてみましょう。
スイッチに接続して、スプラトゥーン3で試してみます。
上下左右、どの方向にも手の動きにピタッと付いてきます。素早い動きにもしっかり反応してくれますね。とくに大きな違和感は感じないです。BIGBIG WON のコントローラーは、ジャイロ感度が素晴らしいんですよね。
プロコンと全く同じ操作感ではないと思いますが、ほとんど変わらず、特に違和感のない操作感のジャイロです。
モーションコントロール
Gale Hall は Gale と同じく、モーションコントロールが搭載されています。コントローラーを傾けるだけで、スティックを操作することができる機能です。
モーションコントロールは、PCアプリで設定することができます。
スイッチのジャイロセンサー/加速度センサーとは異なるものなので、スイッチで Gale を使用する場合は、モーションコントロールをオフにしておきましょう。
操作感
スプラトゥーン3
スプラトゥーン3をプレイしてみました。
ボタンも押しやすいし、スティックも滑りにくくて操作がしやすいですね。
ジャイロは気になる遅延や違和感は、私は感じませんでした。普段プロコンでプレイしていますが、握り心地が違うので、初めはなんだか少し違和感がありましたが、GALEホールセンサーの握り心地に慣れてしまえば、普段通りの操作で特に違和感なくプレイすることができました。
スプラトゥーンには、ふかふかのトリガーが使いづらいですね〜。背面ボタンにトリガーを割り当てるか、PCツールでトリガーを1か0のスイッチモードに切り替えたほうがプレイしやすいと思います。
また、デフォルトだと振動がめちゃくちゃ強くて、ちょっと手が痒くなりましたww
コントローラーで振動をオフにするか、PCツールで弱く設定するのがおすすめかなと思います。
握り心地に慣れてしまえば、気になるほどの遅延や違和感は感じず、ジャイロが重要なスプラトゥーンでも問題なく楽しく遊べると思います!
フォートナイト
次はパソコンに接続して、フォートナイトをプレイしてみました。
私は、普段フォートナイトでジャイロを使用しているので、今回はジャイロのような操作ができる、モーションコントロールをオンにしてプレイしました。
PCフォートナイトのジャイロに対応しているコントローラーは、「DualSense Edge」「DualSense」「DUALSHOCK4」だけなんですよね。なので、モーションコントロールのように、ジャイロのような操作ができる機能は、とっても嬉しいです。
PCフォートナイトをモーションコントロールでプレイしたときの欠点は、武器チェンなどがしにくい!というところですかね。モーションコントロールで動いてしまって慣れるまでちょっと武器チェンが難しいです。
また、有線接続のポーリングレートが1000Hz なので、有線接続で遊んでいるのですが、付属のケーブルが約90cmしかないので、有線接続にはちょっと短いですね〜
FPSやTPSには上部のトリガーが使いづらいですね。やっぱり、トリガーストップが搭載してくれるとより嬉しかったな〜と思います。
その他に気になる点はないですね!
マイナスデッドゾーンにもできるので、幅広いジャンルのゲームに使用できる
コスパのいい万能なコントローラーだと思います。
まとめ
今回はBIGBIG WON のGALEホールセンサーを詳細にレビューしてみました。
GALEからアップデートした点は次の通りです。
- ホールセンサースティックが搭載でスティックの寿命が大幅にアップ!
- 大きなモーターが搭載され振動の強さがより大きく、かつ繊細な調節ができるようになった。
- スティックが交換可能になり、3種類の高さのサムスティックが付属
- PCツールでマイナスデットゾーンの設定が可能
というところですね。何度も言ってますが、振動は笑っちゃうぐらい強いです。ぜひ購入して体感してほしいです。
残念な点は、トリガーストップが搭載されていない点と、詳細設定にPCツールが必要!ということろだけですね。
アプリにも対応してほしいです〜〜。今後に期待します!
今回紹介した商品です。気になった方はぜひチェックしてみてください😊
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