みなさん、こんにちは。さくらあん(@Sakura_Anne_)です。
今回紹介するのは、HEXGAMINGの「PHANTOMコントローラー」です。
こちらは PS5のコントローラーをベースとしたカスタムコントローラー! つまり! PS5対応のコントローラーです。
さっそく開封してレビューしていきましょう!
動画版
動画でも紹介しています😊
内容物
PHANTOMコントローラーの内容物です。
- PHANTOMコントローラー
- 8種類交換可能なサムスティック
- キャリブレーションツールボックス
- 調整ツール
- プロテクターリング
- キャリングケース
- USB Type-A to C ケーブル
- ユーザーマニュアル
サイズ・重さ
PHANTOMコントローラーは、DualSenseをベースに作られたコントローラーなので、DualSenseとほとんど同じサイズですね。
PHANTOMコントローラーのほうが、上部の部分に厚みはありますが、全体的なサイズは同じです。
(横幅)約16cm × (縦幅)約10.6cm × (厚さ)約4.7cm
- PHANTOMコントローラーの重さ:297g
- DualSenseの重さ:277g
- DualSense Edgeの重さ:327g
DuslSense と DualSense Edge の間の重さですね。
PHANTOMコントローラーは300g近いですが、重たいな〜と感じることはなかったですね。
スティックがスゴい!
PHANTOMコントローラーのイチオシポイントは、スティックです。
スティックはホールエフェクトスティックが搭載。
PHANTOMコントローラーのホールエフェクトスティックは、一般的な四角形の磁石を扇型の磁石に置き換えることで、スティック周辺の磁場の変化をリニアにしています。これにより、スティックの物理的な移動と電磁誘導の反応が一致し、より正確な操作が可能になります。
この設計により、物理的なスティック操作とゲーム内での応答がリニアに連動するため、操作性が大幅に向上しています。
さらに、GamePad Testerの「Test Circularity」においても、DualSenseやDualSense Edgeが7%〜9%のエラーを示すのに対し、PHANTOMコントローラーでは5%程度まで低減されています。
注目の機能!
PHANTOMコントローラーには、スティックをキャリブレーションできる機能が搭載されています!
調整にはこの、変わった付属品。これを使用します。
上部のこの部分を、このツールで開けると……
『DRIFIX モジュール』というモジュールが搭載されています!
ここに付属のケーブルで、コントローラーとこのリモコンのようなものを接続。
あとは、説明書に記載されているので、この手順に沿って、キャリブレーションすることができます。
この例では、右スティックが少し中心からずれているので、先ほど接続したモジュールを使うことで、スティックを中心へ調整・修正することができます。
このように、左右のスティックを修正することで、不要なドリフトを軽減し、操作性を復活させることができます。
モジュールとコントローラーの接続がちょっと難しいですが、便利な機能ですね。
外観
PHANTOMコントローラーの外観はこんな感じです。
ボタン配置もDualSenseと同じですね。PlayStationで使いやすいコントローラーです。
ボタン
ボタンには「ABXY」や「◯X△□」などの表記はありません。とてもシンプルです。
ボタンのサイズは約10.1mm。DualSenseとほぼ同じサイズですね。
ボタンの形状も同じです。押し心地もDualSenseと同じ、カチカチとクリック感のある押し心地。マウスの押し心地のマイクロスイッチではないです。
スティック
スティックはホールエフェクトスティックが搭載。
8種類のサムスティックが付属されていて、お好みの高さや形状に交換が可能です。凹型や凸型、直径が大きいものなど、形は様々ですね。
スティックの摩耗を防ぐプロテクターリングも付属されています。
私はプロテクターリングを使い慣れていなくて、ちょっとこの引っかかる感じが気になってしまうので、プロテクターリングではなく、スティックの軸が金属製だと嬉しかったですね。
十字ボタン
十字ボタンも形状や押し心地はDualSenseと同じです。
上部
上部の外観はこんな感じです。
トリガーやボタンの形状もDualSenseと同じです。
ですが、PHANTOMコントローラーは背面のトリガーストップを切り替えることで、「アダプティブトリガー」と「マイクロスイッチのヘアクリッキートリガー」に切り替えることができます!
めちゃくちゃ嬉しい機能です!
DualSenseはフカフカのトリガー。
DualSense Edge はトリガーストップは搭載されているけど、押し心地が浅くなるだけで、マイクロスイッチにはできない。
FPSやTPSが好きな私には、これがめちゃくちゃ残念ポイントだったのですが、PHANTOMコントローラーは、純正コントローラーと同じ握り心地で、トリガーをマイクロスイッチに切り替えられる!
これだけで、私にとっては最高のコントローラーですね。カチカチの押し心地は最高です。
背面
背面はこんな感じ。
「トリガーストップ」「設定ボタン」、そして「背面ボタン」が4つ搭載されています!
背面ボタンは、マイクロスイッチで押し心地がとてもいいです。
DualSense Edgeの背面ボタンは、ハーフドームとレバーに交換ができましたね。
このハーフドームの少し硬めの押し心地がめちゃくちゃ良くてお気に入りなのですが、マイクロスイッチのカチカチした押し心地もいいですね〜。ちょっと軽い押し心地なので、使用しない場合は誤爆しないよう、割り当てなしにしておいたほうが良さそうですね。
底面
底面の外観はこんな感じ。
底面には、DualSenseと同じくイヤホンジャックが搭載されています。
グリップ・握り心地
グリップはこんな感じです。
背面はゴム素材のグリップでとても滑りにくくなっています。
DualSense Edge のグリップにもゴム素材が搭載されていますが、Edge よりも凸凹があり、より滑りにくい形状になっています。
DualSenseよりも少し厚めの握り心地です。
製品仕様
PHANTOMコントローラーの製品仕様です。
- PlayStation 5
- Windows
- Android
- iOS
- 有線接続
- Bluetooth接続
- PHANTOMコントローラーは6つのプロファイルの登録・切り替えが可能。設定ボタンで簡単に切り替えることができます。
- DualSense Edge のプロファイルは4つまでなので、PHANTOMコントローラーのほうが多くの設定を登録できますね。
PHANTOMコントローラーでゲームをプレイ!
PS5とPCに接続してゲームをプレイしてみました。
DualSenseと全く同じ操作感。最高です!! ジャイロ感度も違和感なく、DualSenseと同じ感覚で操作できます。
PC版のフォートナイトは、ジャイロに対応しているコントローラーが「Dualsense Edge」「DualSense」「DUALSHOCK4」しかありません。
サードパーティ製のコントローラーではジャイロ機能が使用できないのですが、このPHANTOMコントローラーはDualSenseのカスタムコントローラーなので、PC版フォートナイトでジャイロの機能を使用することができます!
スティック感度はこんな感じ。
問題なさそうですね。ほんの少しの傾きにも反応しますね。
PS5やPCでFPSやTPSで遊ぶとき、DualSenseやDualSense Edge のフカフカしたトリガーが使いづらいな〜とずっと思っていたんですよね。PHANTOMコントローラーはDualSenseと同じ操作感で、マイクロスイッチトリガーに切り替え可能!
良いところ・残念なところ
PHANTOMコントローラーの良いところ・残念なところです。
- PlayStation 5 対応
- PS5純正コントローラーと同じ形状・同じ操作感
- ホールエフェクトスティック搭載
- 純正コントローラーよりスティック精度が高い
- トリガーをマイクロスイッチに切り替え可能
- 背面ボタンが4つ搭載
- スティックの中心からズレを修正できる
- 価格が高い
- スティックのキャリブレーションツールの接続が難しい
まとめ
今回は、HEXGAMING の PHANTOMコントローラーをレビューしました。
PS5のDualSense・DualSense Edge で、FPSやTPSで遊んでいる方にぜひ使ってみてほしいコントローラーです!
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