ついに!APEX4が!日本発売されました。
みなさん、こんにちは。さくらあん(@Sakura_Anne_)です。Flydigi APEX4。ついに日本発売開始です!ようやく、私の手元にもAPEX4が届きました。
ずっと気になっていたので、使ってみるのが楽しみです!
さっそく開封してレビューしてみたいと思います
動画版
動画でも紹介しています😊
内容物
APEX4の内容物です。
- APEX4
- USB Type−A to C ケーブル
- USBドングル
- カスタムライトパネル
- ピン
- 取扱説明書キーボード
スティック
まず、APEX4の一番の目玉、スティックを見ていきましょう。
見たことのないスティックの形状ですね。
なんでも、革新的なホイールハブベアリング構造により、ドリフトが発生しにくく強力なセンタリングを実現する合金製「フォース アジャスタブル ホールエフェクト スティック」とのことです。
そしてさらに、スティックテンションの調整ができるんです!
D-Padとスティックを引っ張って外すと、このクリアのカバーが外せます。カバーはマグネットでくっついているので、外すときに傷ついたりしないのが嬉しいです。
スティックのテンション(硬さ)を調節
スティックの横にあるネジでテンションを調整します。
ネジを回す工具はここに収納されています。
ネジを回すとスティックのテンション(硬さ)を調整することができます。
プラスの方向に回すと、スティックが硬くなります。限界までプラスに回すと、笑っちゃうぐらいスティックが硬くなります。
逆にマイナス方向に回すと、スティックが柔らかくなります。限界までマイナスに回すと、めちゃくちゃゆるゆるになりました。
ディスプレイ
APEX4のもう1つの特徴といえば、この部分に搭載されているディスプレイですね。
電源をONにすると、こんな感じで光ります。
ホームボタンを長押しすると、このようなメニューが表示されます。初めは中国語になっていてわかりにくいので、英語に変更しました。
「コネクト(Connect)」では接続デバイスを切り替えることができ、パソコンにはドングルかBluetoothで接続かを選べます。
「ボタンマッピング(Btn Mapping)」では、トリガーのモードを切り替えることができます。モードを切り替えると、トリガーの感触が全く違うものに変わります。
レースモードでは重たい押し心地になったり、スナイパーモードでは、途中で一回引っかかって、ぐっと押し込めるような押し心地になります。
トリガーロックでは、トリガーの深さが3段階に変わります。トリガーに搭載されているモーターが、トリガーを押す力と反発するように働いて、トリガーストップの役割を果たしてくれます。トリガーストップをONにしても、力を込めてぐっと押し込むと一番下まで押し込めます。
「Setting」では、ディスプレイの明るさを変更・言語・振動の調整・スリープ時間を偏光することができます。
コントローラーで各種設定ができるものは他にもありますが、色んなコントローラーを使用していると、どのボタンで設定するんだっけ!?と忘れてしまうことがよくあるので、このディスプレイはめちゃくちゃ簡単でわかりやすくて、いいですね!とっても気に入りました。
ソフトウェア
APEX4はコントローラーのディスプレイでも細かい設定ができますが、専用のソフトウェアでもっと細かい設定が可能です。
- プロファイル
- 4つのプロファイルを作成
- 背面ボタンの割り当てやボタンのマッピング
- マクロの設定
- スティックのデットゾーンと反応曲線の設定
- モーションセンサーの設定
- トリガーの設定
- LEDの設定
より細かい設定をしたい方にはソフトウェアが必要ですね。
外観
APEX4の外観はこんな感じです。
ホワイトとシルバーカラーにブルーのアクセントカラー。表面の少しマットなクリア素材。お洒落なコントローラーですね。
充電ドック/スタンド
別売りの充電ドック/スタンドに載せるとこんな感じです。この充電ドックは「APEX4」「APEX3」「Vader 3 Pro」「Vader 3」に対応しています。かっこいい充電ドックですが、日本未発売なのでアリエクで購入しました。
ボタン
ABXYボタンはツルッとしていて少しだけカーブのある形状で、Xbox配列になっています。ボタン表記が目立たないカラーですね。
ボタンサイズは約9.9mm(純正プロコン:10.6mm)。
押し心地はカチカチとクリック感のあるマイクロスイッチで、とても押し心地が良いです。
スティック
スティックの直径は約18.3mm(純正プロコン:17.2mm)。縁に溝があり、中心が凹んでいる形状です。
押し込みボタンはしっかりクリック感はありますが、音は静かですね。
ちなみに、交換用スティックのカラーは黒でした。直径や高さはこんな感じです。デフォルトで搭載されているものは一番高さが低いスティックです。
フリーク
フリークがつけれるか試してみましたが、私が持っているPro Freek のPS4/PS5/Switch用、KONTROL FREEKのPS5/PS4用・スイッチ用・Xbox 用はどれもサイズが小さくてつけることができませんでした。
APEX4はスティックの直径が少し大きめのようですね(純正プロコン:17.2mm / Dualsense:17.7mm)。
D-Pad
D-PadはFLYDIGI自社開発による「8方向ハイブリッドD-Pad」。
直径は約25.8mmです(純正プロコン:22mm)。カチカチとクリック感の気持ちいい、タクタイルスイッチになっています。
上部
上部の外観はこんな感じです。
カチカチとクリック感のあるLB/RBボタン。
トリガーの重さや感触を設定できる「フォースフィードバックトリガー」。それぞれのボタンには、ザラザラの滑り止めが搭載されています。
背面
背面はこんな感じです。
背面ボタンは押しやすい位置にありますが、しっかりクリック感があるので、誤って押してしまう心配はなさそうです。
グリップ・握り心地
グリップはこんな感じです。
ゴム素材でとても滑りにくいですね。
握り心地は「私には少し大きいかな〜」と感じます。手の小さい方には大きく感じるかもしれないですね。
製品仕様
APEX4の製品仕様です。
サイズ
サイズは(横幅)約15.5cm × (縦幅)約10.5cm × (厚さ)約6.5cm です。
※プロコンのサイズ(横幅)約15.2cm×(縦幅)約10.5cm×(厚さ)約5cm。
重さ
重さは約327gです。300g超えでかなり重量感があります。
※ 任天堂純正プロコンの重さ 248g
対応機器
- Nintendo Switch
- Windows PC
- Android
- iOS
接続方法・対応モード
- 有線接続
- Bluetooth接続
- 付属のドングル(2.4GHz帯の低遅延の無線接続)
- X-INPUTモード
- D-INPUTモード
※PCでのBluethooth 接続時は D-Inputモードには非対応
ポーリングレート
ポーリングレートは有線/無線ともに1000Hz。
※ポーリングレート:1秒間に操作情報を送信する回数のこと。
充電・バッテリー
1500mAh の大容量バッテリーが搭載され、約3〜4時間の充電で、約20時間以上の使用が可能です。
スティック感度
ソフトウェアでスティックのデッドゾーンを0にして、スティック感度を調べてみました。
まずはNintendo Switchで調べてみます。
上下左右しっかり反応しますね。違和感・遅延は感じられません。ぐるぐる回してもヌルヌル滑らかに動きます。ほん〜の少し傾けてみても、しっかり反応しています。ソフトウェアで設定した通り、デッドゾーンは0になっているようですね。
次はPCに有線接続して「GamepadTester」で調べてみました。
こちらも問題なさそうですね。しっかり反応し、滑らかなスティック感度です。ほんの少し傾けてもしっかり反応してくれます。
ジャイロ感度
ジャイロ感度をスプラトゥーン3で調べてみました。
左右はすごく反応がいいです。上下の動きもいいですが、左右の感度に比べると、上下のほうが若干重たいのかな〜?という気がしました。
以前紹介した、Flydigi の Vader 3 Pro よりもジャイロ感度は十分良かったですが、それよりもAPEX4のほうが、感度がいい気がしました。
使用感
APEX4の使用感を確認しました。
スプラ3(Nintendo Switch)
実際にスプラトゥーン3をプレイしてみました。
トリガーロックは液晶で一番マイナスに設定しました。ボタンの操作感や握り心地、ジャイロ感度はいいので、普段と変わらず、違和感なく操作できるのですが……トリガーロックで一番浅いトリガーにしても、ちょっと力が入ると、トリガーを一番深くまで押し込んでしまうので、武器によってはめちゃくちゃ操作しづらかったです。
シューターは快適に操作できたのですが、ホコショやトライストリンガーなどの溜めて打つ武器だと、一番深くまで押し込んでしまいますね。しかも、モーターが反発してトリガーロックがかかっているので、トリガーが重く、操作しにくかったです。私は、トリガーロックをせずノーマルのトリガーのほうが操作しやすく感じました。
気になったのはそのトリガーぐらいで、その他はとても快適に操作できました!
エックスディファイアント/フォートナイト(パソコン)
PCに有線接続して、FPSのエックスディファイアント やTPSのフォートナイトをプレイしてみました。
ちなみに、スティックのテンションは柔らかめに設定してみました。
フォートナイトでは、APEX4のモーションセンサー(ジャイロ)をONにして、プレイしています。こちらも、トリガーはロックをかけず、デフォルトの深さで使用しました。
私はどうやら力を込めてトリガーを押しているようで、ちょっとAPEX4のトリガーロックが合わなかったですね。
FPSやTPSDのときは、トリガーは浅めが好きなので、この点は残念でした〜。力を込めずにトリガーをクリックしている方には便利なロック機能だと思います。
カスタムパネル
カスタムパネルが付属されているので、オリジナルパネルを作ってみましょう〜。
パネルのシルバーの部分を、このピンで削って文字などを書いていきます。もしミスってしまっても、パネルは4枚付属されているので安心ですね。
パネルができたら、ここに入れて……完成です〜〜!
なかなかかわいくできたんじゃないでしょうか!? 自分専用!という感じがしてより愛着がわきますね〜。
でも、これ、めちゃくちゃ難しいです!
良い点・残念な点
今回は、ついに日本発売された、「Flydigi APEX4」をレビューしてみました。
- スティックのテンションを変更できる
- (コントローラーに搭載された)ディスプレイで簡単に各種設定が可能
- トリガーロックでトリガーの深さが変更できる
- マイクロスイッチでボタンの押し心地が気持ちいい
- カスタムパネルでオリジナルパネルを作成できる
- コントローラーが重たい
- 握り心地が少し大きい
- トリガーロックが惜しい!
トリガーロックは良い点でも残念な点でもありますね。トリガーロックがついているのはとても嬉しいですが、ぐっと押し込みができないぐらいの強度だともっと安心だなと思いました。
今回紹介した商品です。気になった方はぜひチェックしてみてください😊
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