みなさん、こんにちは。さくらあん(@Sakura_Anne_)です。今回は、BIGBIG WON から発売された Rainbow 2 SE を紹介したいと思います。
Rainbow 2 SE は、BIGBIG WON から発売されている、「Rainbow 2 Pro」の廉価版の商品です。
「Rainbow 2 Pro」は別の記事で紹介していますが、機能・性能・操作性が抜群。ポーリングレート1000Hzの最強コントローラーです。Rainbow 2 SE は、その Rainbow 2 Pro のオーディオジャックとRGB・充電スタンドを減らし、カラーが3色展開になり、低価格化を実現したとのことです。
Rainbow 2 Pro の廉価版とのことなので、性能は間違いないと思いますが、実際にレビューして性能や操作性を確認してみたいと思います。
動画版
動画でも紹介しています😊
本体仕様
Rainbow 2 SE の本体仕様です。
内容物
- Rainbow 2 SEコントローラー
- 2.4GHzのUSBドングル
- ジョイスティックキャップ
- D-Pad ボタンキャップ
- USB Type-A to C ケーブル
- 取扱説明書
色展開
色展開はブルー・ピンク・イエローの3色です。
サイズ
サイズは(横幅)約15cm × (縦幅)約11cm × (厚さ)約4.5cm です。
※プロコンのサイズ(横幅)約15.2cm×(縦幅)約10.5cm×(厚さ)約4.5cm
重さ
Raibow 2 SE の重さは239gです。Rainbow 2 Pro(253g) より少し軽くなっていますね。
※ 任天堂純正プロコンの重さ 248g
対応機器
- Windows
- Nintendo Switch
- Android
- iOS
接続方法
- Bluetooth接続
- 有線接続
- USBドングル
モード
Rainbow 2 SE にはSwitchモードとXinputモードの2つのモードが搭載されています。
Aボタンを押しながら、HOMEボタンを同時に3秒押すと、HOMEランプが赤色に点灯し、スイッチモードに。
Bボタンを押しながら、HOMEボタンを同時に3秒押すと、HOMEランプが緑色に点灯し、Xinputモードになります。
接続する際に、対応したモードに切り替えて接続しましょう。
正面
正面の外観はこんな感じです。
Rainbow 2 Pro とくらべると、SEはポップなカラーリングですね。搭載されているボタンや配置は同じです。この下ボタンは、連射・ボタンのマッピング・マクロ設定・プロファイルの切り替えを簡単に設定することができます。
FNボタン
右スティックの下にあるこの小さいボタンは「ファンクションボタン」です。
- 連射の設定
- 背面ボタンのマッピング
- マクロの設定
- スティックのデッドゾーンの切り替え
- 振動の設定
ボタン
ABXYボタンの配置はXbox仕様になっています。Rainbow 2 Pro は内側に小さく、スイッチ仕様の配置が書かれていますが、SEは記載されていません。
ABXYボタンのサイズは約9.8mmです。
ツルツルしていて丸っこい形状です。押し心地はかなりしっかりクリック感があり押しやすいです。押し心地はRainbow 2 Pro と特に違いはありません。
スティック
スティックの直径は17.3mmです。
Rainvow 2 Pro と同じく、スティックキャップを交換することができます。
高さが低いものと高いものが2種類付属されています。デフォルトで搭載されているものは、一番高さが低いですね。
それぞれのスティックキャップの直径と高さはこんな感じです。Rainbow 2 Pro に付属されているスティックキャップと高さやスティックの直径は同じですね。
スティックの形状はすべて同じで、中心が凹んでいます。素材はゴム感の強い素材で、フチにしっかり溝があります。中心にもドット模様の滑り止めがあるので、とても滑りにくくていいと思います。
スティックの押し込みボタンはしっかりクリック感があります。Rainbow 2 Pro と特に違いはありません。
D−Pad
D-Pad の直径は約21.5mmです。
Rainbow 2 Pro と同じく、D-Pad にも交換できるパーツが付属されているのでお好みで交換することができます。
押し心地は、カチカチとしたクリック感があり押しやすいです。こちらも Rainbow 2 Pro と特に違いはありません。
上部
上部の外観はこんな感じです。
LB/RBボタン
LB/RBボタンはサイズが大きく、とても押しやすいです。カチカチとしっかりクリック感があります。
LT/RTボタン
LT/RTは、トリガー式で、ホールエフェクトのトリガーが採用されいます。
Rainbow 2 Pro と同じく背面のトリガーストップスイッチを切り替えると、トリガーの深さが少し浅くなります。スイッチのプロコンのように、ボタン式の押し心地にはならないですが、深いトリガーが苦手な方には嬉しい機能ですね。
M3/M4ボタン
上部にはRainbow 2 Pro と同じくM3/M4ボタンも搭載されています。
正面のマッピングボタンやアプリで、お好きなボタンを割り当てることができます。押しやすい位置にあるのが嬉しいポイントです。カチカチとしっかりクリック感があり、押し心地もバッチリです。
上部ボタンもRainbow 2 Pro との大きな違いは特にありません。
背面
背面の外観はこんな感じです。
背面ボタンも、上部のM3/M4と同じく、正面のマッピングボタンで、お好きなボタンを割り当てることができます。
その他のボタンとは違い、マウスのようなクリック感があります。
押し心地はRainbow 2 Pro と同じですね。押しやすい位置にあり、押し心地が最高な背面ボタンです。
底面
底面の外観はこんな感じです。
Rainbow 2 Pro にはイヤホンジャックが搭載されていましたが、SEには搭載されていません。
グリップ
グリップは背面一面がダイヤのような模様の滑りにくいゴム素材になっています。
上の方までゴム素材なので、とても滑りにくく握りやすいです。グリップが大きすぎず、小さすぎず、違和感なく握ることができます。
グリップの形状や握り心地はRainbow 2 Pro と同じです。
PCツール
Rainbow 2 SE は PC ツールを使用して、次のような設定をすることができます。
- プロファイルの作成
- ジャイロ・モーションセンサーの設定
- スティックの設定
- トリガーのデッドゾーンの設定
- ボタンのマッピング・連射設定
- 振動の設定
- 32ステップのマクロ
- ……など
「ボタンのマッピング」では、コントローラー上のボタンのマッピングはもちろん、キーボードキーのボタンのマッピングもすることができます。
Rainbow 2 Pro は「BIGBIG WON TOOLS」というアプリに対応しているので、スマホで簡単に設定ができますが、SE はまだ対応していないようですね。いずれアプリにも対応すると便利だな〜と思いました。
ポーリングレート
Rainbow 2 SE は Rainbow 2 Pro と同じく、有線接続した場合のポーリングレートが、1000Hzとなっています。
ポーリングレートは、1秒間に操作情報を送信する回数なので、1000Hzということは「1秒間に1000回の操作情報を送信している」ということになります。
Rainbow 2 SE のポーリングレートを計測してみると、このように1000Hz以上出ていることがわかりますね。ちなみに、Rainbow 2 Pro もこのように1000Hz以上となっています。
一般的なコントローラーを有線接続した場合のポーリングレートは大体200Hz前後と言われています。
Rainbow 2 SE のポーリングレート1000Hzというのは、とても速い事がわかりますね。一般的なコントローラーと比べて、1秒間に約4倍もの操作情報を送信しているということになります!
Rainbow 2 SE をBluetooth接続やドングル接続をした場合のポーリングレートは125Hzになります。
スティック感度
スティック感度を調べてみましょう。
工場出荷時に一定のデットゾーンが設定されているそうなので、PCツールを使用して、デッドゾーンを0に設定しておきました。
まずはスイッチで調べてみます。ほんの少し傾けてみても、しっかり反応しています。デットゾーンはほぼ0といっていいと思います。ぐるぐる回してみても、かくかくせずぬるぬるなめらかに動きます。
次はパソコンに接続して、Gamepad Tester で調べてみます。Switchと同じく、少しの傾きにもしっかり反応し、ぬるぬるなめらかに動きます。
また、Rainbow 2 Pro と同じく、スティックには新しいバージョンの12Bitスティックが採用されており、精度・照準が向上しているとのことです。
ジャイロ感度
ジャイロ感度を調べてみましょう。
スイッチに接続して、スプラトゥーン3で試してみます。どうでしょう!? 上下左右、どの方向にも手の動きにピタッと付いてきます。素早い動きにもしっかり反応してくれます。
「Rainbow 2 Pro」と同じくジャイロ感度は文句なしでバッチリです!!
モーションコントロール
BIGBIG WON は第3世代GYROCON+テクノロジーを開発。PC で、コントローラーを傾けるだけで、スティックを操作することができる機能が搭載されています。
モーションコントロールを使用するには、PCツールで設定するか、FNボタンを押しながら、L3またはR3ボタンを押すと、ONになります。
操作感
実際にゲームをプレイして操作感を確認してみました。
スプラトゥーン
ますはスイッチに接続してスプラトゥーン3をプレイしてみます。SEはホームボタン長押しで、スイッチの電源をオン・オフにすることができるので便利です。
とにかく、ジャイロがバッチリなので、純正のプロコンと同じ感覚で違和感なく操作できます。
上部のトリガーを浅くしても、プロコンのようなボタン式の押し心地ではないので、トリガーボタンを背面にマッピングすると、より快適に遊べると思います。その他に違和感や気になる点はありませんでした。スプラトゥーンはジャイロが重要なゲームなので、ジャイロがバッチリな Rainbow 2 SE はおすすめできるコントローラーだと思います。
フォートナイト
次はパソコンに接続して、フォートナイトをモーションコントロールを使用してプレイしてみました。
PC版のフォートナイトは、ジャイロに対応しているコントローラーが「DualSense Edge」「DualSense」「DUALSHOCK4」しかありません。そのため、ジャイロを使用できないコントローラーが多いのですが、SEはモーションコントロールが搭載されているので、PC版のフォートナイトでジャイロを使用することができます!ジャイロ操作派の方はとても嬉しいですよね。
まとめ
Rainbow 2 SE は、Rainbow 2 Pro と同じく、多くの機能が搭載されており、その性能が抜群。スティックキャップや細かい設定ができるPCツールで、自分好みにカスタマイズをすることができるコントローラーです。今回は高性能かつリーズナブルなコントローラー「Rainbow 2 SE」を紹介しました。
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