【Razer Wolverine V2 Pro レビュー】DualSenseと比較

みなさん、こんにちは。さくらあん（@Sakura_Anne_)です。
今回は Razer Wolverine V2 Pro (読み方：レイザー ウルヴァリン ブイツー プロ）を紹介したいと思います。Razer から PlayStation 公式ライセンスを取得した高パフォーマンスワイヤレスコントローラーが発売されました。それがこちら「Wolverine V2 Pro」です。

Razer には、Xbox対応の「Wolverine V2」「Wolverine V2 CHROMA（クロマ）」のコントローラーがありますが、PS5に対応したものが「Wolverine V2 Pro」になります。

Razer Wolverine V2 Pro の内容物

Razer Wolverine V2 Pro の仕様・機能

Razer Wolverine V2 Pro の仕様・機能について、紹介します。

色展開

Razer Wolverine V2 Pro の色展開はブラックとホワイトの2色です。

対応機器

Razer Wolverine V2 Pro の対応機器は PlayStation 5 とWindowsです。

接続方法

Razer Wolverine V2 Pro の接続方法です。

有線接続

接続方法は付属のUSBケーブルを使用して、有線接続することができます。

Hyperspeed Wireless 接続

付属のUSBドングルを使用しての Hyperspeed Wireless 接続することもできます。

Hyperspeed Wirelessとは、Razer のワイヤレスゲーミング周辺機器で採用されている、低遅延の2.4GHz 帯を使用した接続方法です。これにより、ゲームプレイ時にラグのないワイヤレスパフォーマンスを実現することができます。

アプリ

Razer Wolverine V2 Pro は、アプリ「Razer Controller」を使って、カスタマイズすることができます。

自分のプレイスタイルや、ゲームに合わせてコントローラーをお好みの設定にすることができます。

DualSense との比較

ここからはSony純正のPS5用ワイヤレスコントローラー「DualSense」と「Razer Wolverine V2 Pro」を比較していきます。

サイズ

	Wolverine V2 Pro	DualSense
横幅	167.5 mm	160 mm
縦幅	105.8 mm	106 mm
厚さ	65.2 mm	66 mm

重さ

	Wolverine V2 Pro	DualSense
重さ	282 g	278 g

ほとんど同じぐらいの重さですね。持ってみても重さの違いは感じません。

正面

Wolverine V2 Pro の正面の外観はこんな感じです。

DualSense との比較

DualSenseと比べてみると大きな違いは、スティックの位置ですね。Wolverine V2 Pro は左右対称ではありません。

スイッチやXboxと同じ配置になっています。また、PlayStationボタンの下にマルチファンクションボタンが搭載されています。

LEDの位置も違いますね。Wolverine V2 Pro はグリップの部分が光ります。このライティングは先ほど紹介したアプリでお好みに調節することができます。

◯✕△□ボタン

	Wolverine V2 Pro	DualSense
◯✕△□ボタンのサイズ	10.0 mm	10.2 mm

さわり心地は、おなじツルツル素材ですが、Wolverine V2 Pro はボタンが丸みを帯びています。

押し心地は、Wolverine V2 Pro はメカタクタイルボタンなので DualSense よりもとても軽い力で押すことができます。思っていた以上に押しやすいです。

音は Wolverine V2 Pro はカチカチと音がします。私は、このボタンの押し心地と音がとっても気に入りました。

スティック

	Wolverine V2 Pro	DualSense
スティックのサイズ	18.8 mm	18.1 mm

スティックの素材は同じゴム素材ですが、Wolverine V2 Pro は中心が凹んでいるのに対してDualSense は少し盛り上がっています。周りに溝がないので、持ち方によっては DualSense よりも滑りやすいのかなと思います。スティックの根本の部分はV2 Proはとても太く、しっかりした素材になっています。

交換可能なサムスティック

Wolverine V2 Pro には交換可能な2種類のサムスティックが付属されています。攻撃的シューター向けの短いスティックと守備的シューター向けの長いスティックです。

交換方法はとても簡単で、スティックを上に引っ張って取り外し、サムスティック裏側の溝を合わせて取り付けるだけです。磁石になっているので、パチッと吸い付くように入ります。これだけで外れることはなくしっかりはまります。

十字キー

	Wolverine V2 Pro	DualSense
十字キーのサイズ	27.2 mm	25.5 mm

位置はもちろんですが、見た目が大きく違いますね。Wolverine V2 Pro の十字キーは8方向に入力可能なマイクロスイッチキーになっています。格闘ゲームなどの複雑なコンボ攻撃にとても便利そうですね。

Wolverine V2 Pro はメカタクタイルキーなので、押し心地がとっても良いです。音はこのようにカチカチとした音がします。

上部

Wolverine V2 Pro の上部の外観はこんな感じです。

M1/M2ボタン

DualSense と比べてみると大きな違いは、Wolverine V2 Pro にはM1・M2ボタンが搭載されていることですね。

M1/M2ボタンは、アプリを使ってお好きなボタンを割り当てることができます。

L1/R1ボタン

Wolverine V2 Pro の L1/R1ボタン形状は、DualSense に比べると横に細長くなっています。

押し心地は Wolverine V2 Pro のほうが押し込みが浅く、軽い力で押すことができます。音はV2 Proはカチカチとした音がします。

L2/R2ボタン

L2/R2ボタンは、同じトリガー式です。

Wolverine V2 Pro のL2/R2ボタンは、先端が反り上がっていて、指の引っ掛かりが良いです。

L2/R2ボタンの押し心地はDualSenseのほうが押し込みが深いです。音はどちらとも静かです。

また Wolverine V2 Pro にはL2/R2ボタンの下にトリガーストップスイッチが搭載されています。ここをロックするとL2/R2トリガーの押し心地が浅くなります。

カチカチとした押し心地のボタン式に変更することができます。スイッチのプロコンと同じような押し心地と音がします。ロックを解除すると、トリガー式の深い押し心地に切り替えることができます。

FPSやレースゲームなど、ゲームによって押し心地を変えることができるのでとっても便利ですね。

背面

Wolverine V2 Pro の背面の外観はこんな感じです。

DualSenseと比べてみると、Wolverine V2 Pro には、先ほどのトリガーストップスイッチに加えて、接続する際に使用するスイッチと、背面ボタンが4つも搭載されています。

この4つの背面ボタンにも、アプリを使用してお好きなボタンを割り当てることができます。

押し心地はしっかりとクリック感がありとても押しやすいです。

スリムな形状なので、手の小さな方にはちょっと押しづらいかもしれないなと思います。ですが、この形状のおかげで、間違って押してしまう心配がないのは嬉しいポイントです。

グリップ・握り心地

グリップはこんな感じです。

Wolverine V2 Proはグリップ全体がゴム素材で、ダイヤのような細かい模様が入っています。そのため DualSenseに比べる滑りにくく、手汗をかいても気にならないと思います。

握った感じは Wolverine V2 Proはグリップが大きく丸っこく、ゴム素材で滑りにくいので、ぐっと力を入れてしっかり握ることができる感じです。

ジャイロ

ジャイロ感度を比べてみます。

Wolverine V2 Pro も DualSense も手の動きにしっかりと反応し、遅延や違和感はありません。ジャイロ感度は両方ともバッチリです。

バッテリー持続時間

Wolverine V2 Pro のバッテリー持続時間は、ライティングを使用した場合は約10時間、ライティングを使用しない場合は約28時間です。およそ3時間でフル充電になります。

バイブレーション

バイブレーション機能は搭載されていません。

操作感・ゲームプレイ

Wolverine V2 Pro の操作感を確認するためにゲームをプレイしてみました。

適度な重さがあり、しっかり握れるグリップで、とても快適にゲームができます。何と言っても、このメカタクタイルアクションボタンの押し心地が最高です！ そして、上部のトリガーがボタン式に変更できるのがとっっても気に入りました！

トリガー式ではプレイしにくかったFPSゲームが、V2 Proのおかげでとっても快適です！ジャイロもバッチリです。

私は背面ボタンが4つ搭載されているコントローラーを使用するのは初めてなので、慣れるまでに時間がかかりそうなんですが、慣れてしまえばとっても便利でより快適にゲームができるんだろうなと思います。