【レビュー】BIGBIG WON Gale コントローラー【PC/スイッチ】

みなさん、こんにちは。さくらあん（@Sakura_Anne_)です。今回は、BIGBIG WON Gale を紹介したいと思います。

以前、「BIGBIG WON の RAINBOW 2 Pro」 を紹介しました。

このコントローラーは、機能性・操作性が抜群で、1秒間に1000回もの情報操作を送信する、ポーリングレート1000Hzという最強のコントローラーです。

その BIGBIG WON から、新しいコントローラーが発売されました。それが「BIGBIG WON Gale」です。

「Gale」は、1000Hzのポーリングレートや12bitのスティックなど、業界最高グレードのハードウェアを搭載し、値段を抑えたコスパのいいコントローラーとのことです。

「Gale 単体」と「充電スタンドとセット」になったものの2種類が発売されています。

今回紹介するのは、充電スタンドとセットになったものです。

動画版

製品仕様

内容物

色展開

色展開は、ホワイトとブラックです。

サイズ

サイズは、(横幅)約15cm × (縦幅)約11cm × (厚さ)約4.5cmです。

重さ

重さは約234g です。

対応機器

接続方法

モード

Gale には「Switchモード」と「Xinputモード」の2つのモードが搭載されています。

• Aボタンを押しながら、HOMEボタンを同時に３秒押すと、HOMEランプが赤色に点灯し、スイッチモードに。
• Bボタンを押しながら、HOMEボタンを同時に３秒押すと、HOMEランプが緑色に点灯し、Xinputモードになります。

接続する際に、対応したモードに切り替えて接続しましょう。

バッテリー

Gale には1000mAh の大容量バッテリーが搭載されています。同じ価格帯のコントローラーの2倍の容量だそうです。

価格

Gale とRAINBOW 2 Pro の価格を比較してみました。

Gale は、RAINBOW 2 Pro に比べ、一回り安くなっていますね。手に取りやすい価格が嬉しいです。

外観

正面

正面の外観はこんな感じです。

オレンジカラーがアクセントになっていてオシャレですね。

ボタン

ABXYボタンのサイズは約9.8mmです。ボタン配置はXbox仕様になっています。

内側に、スイッチ仕様の配置がかかれていますね。

ボタンはツルツルしていて、丸っこい形状です。押し心地は、カチカチとしっかりクリック感があります。とても押しやすく操作しやすいボタンです。

スティック

スティックの直径は約17.1mmです。

素材はゴム素材で、中心が凹み、ドット模様の滑り止めと、フチに溝があるので、滑りにくくなっています。

スティックには12bitスティックが採用されており、精度・照準が向上しているとのことです。

フリーク

フリークはどのサイズが合うか試してみたところ、KONTROL FREEKのXbox用が、はめるのに少し力がいりますが、しっかりハマり、外れにくかったです。

D-Pad

D-Padの直径は約21.5mmです。

FNボタン

一番下の小さいボタンは「ファンクションボタン」です。

※ 細かい設定方法は取扱説明書に記載されています

上部

上部の外観はこんな感じです。

LB/RBボタンはサイズが大きく、とても押しやすいです。カチカチとしっかりクリック感があります。

LT/RTボタンはトリガー式でホールエフェクトのトリガーが採用されています。

トリガーの深さを変更するトリガーストップスイッチは搭載されておりません。

背面

背面の外観はこんな感じです。

Gale はM3/M4ボタンが背面に搭載されたので、背面ボタンが4つになりました。すべて中指で押しやすい位置になります。

押し心地は4つともカチカチとしっかりしたクリック感で押しやすいです。背面ボタンにはお好きなボタンを割り当てることができます。

ペアリングボタンは背面の真ん中にあります。

底面

底面の外観はこんな感じです。

特に搭載されているものはありません。

グリップ

グリップはこんな感じです。

ドット模様になっていて滑りにくくなっています。大きすぎず、小さすぎず、違和感なく握ることができます。

スタンド

Gale には、充電スタンドが付属されています。

スタンドのサイズは(横幅)約12.5cm × (縦幅)約7.5cm × (高さ)約6.5cmです。BIGBIG WON のロゴだけが入っていて、シンプルな外観です。

底面には滑り止めのゴム素材が搭載されています。

カチッと乗せるだけで充電することができるので、とっても便利です。

また、スタンドの背面には、付属のUSBドングルを収納することができるようになっています。

PCツール

Gale は PC ツールを使用して、「プロファイルの作成」「ジャイロ・モーションセンサーの設定」「スティックの設定」「トリガーのデッドゾーンの設定」「ボタンのマッピング・連射設定」「振動の設定」「マクロ」などの設定をすることができます。「ボタンのマッピング」では、コントローラー上のボタンのマッピングはもちろん、キーボードキーのボタンのマッピングもすることができます。

ポーリングレート

Gale は有線接続した場合のポーリングレートが、1000Hzとなっています。

ポーリングレートは、1秒間に操作情報を送信する回数なので、1000Hzということは「1秒間に1000回の操作情報を送信している」ということになります。

Galeのポーリングレートを計測してみると、このように1000Hz以上出ていることがわかりますね。

一般的なコントローラーを有線接続した場合のポーリングレートは大体200Hz前後と言われています。Galeのポーリングレート1000Hzというのは、とても速い事がわかりますね。

一般的なコントローラーと比べて、1秒間に約4倍もの操作情報を送信しているということになります！

スティック感度

スティック感度を調べてみます。

Galeは、工場出荷時に一定のデッドゾーンが設定されているそうなので、PCツールを使用して、デッドゾーンを0に設定しておきました。

スイッチ

まずはスイッチで調べてみます。

遅延は感じず、倒した方向に反応していますね。ほんの少し傾けてみても、しっかり反応しています。

アプリで設定した通り、デッドゾーンはほぼ「0」ではないでしょうか。ぐるぐる回してみても、かくかくせずぬるぬるなめらかに動きます。

パソコン

次はパソコンに接続して、Gamepad testerで調べてみます。

Switchと同じく、少しの傾きにもしっかり反応し、ぬるぬるなめらかに動きます。問題はなさそうですね。

スティック感度はバッチリだと思います！

ジャイロ感度

次はジャイロ感度を調べてみましょう。

スイッチに接続して、スプラトゥーン3で試してみました。

上下左右、どの方向にも手の動きにピタッと付いてきます。素早い動きにもしっかり反応してくれます。

モーションコントロール

BIGBIG WON は自社開発の 第三世代GYROCON+モーションエイムテクノロジーを開発。

コントローラーを傾けるだけで、スティックを操作することができる機能が搭載されています。

モーションコントロールは、PCアプリで設定することができます。

スイッチのジャイロセンサー/加速度センサーとは異なるものなので、スイッチで使用する場合は、モーションコントロールをオフにしておきましょう。

操作感

実際にゲームをプレイして操作感を確認してみました。

スイッチ

ますはスイッチに接続してスプラトゥーン3をプレイしてみます。

とにかく、ジャイロがバッチリで違和感なく操作できます。

ただ、上部ボタンがトリガー式なのが、スプラトゥーンでは少し使いにくいので、トリガーボタンを背面にマッピングすると、快適に遊べると思います。

その他に違和感や気になる点はありませんでした。

スプラトゥーンはジャイロが重要なゲームなので、ジャイロがバッチリなのでおすすめできるコントローラーだと思います。

パソコン

次はパソコンに接続して、フォートナイトをモーションコントロールを使用してプレイしてみました。

PC版のフォートナイトは、ジャイロに対応しているコントローラーが「DualSense」「DUALSHOCK4」しかありません。そのため、ジャイロを使用できないコントローラーが多いのですが、Gale はモーションコントロールが搭載されているので、

PC版のフォートナイトでジャイロを使用することができます！これは嬉しい！

ですが、武器チェンなどでタブを開くと、モーションコントロールで、武器チェンがしにくいので、ちょっと操作に慣れが必要かな……とは思います。

その他、スティックやボタンの押し心地、操作感・握り心地などに違和感はなく、とてもいいコントローラーだと思います！

Gale コントローラーを購入する方法は？