みなさん、こんにちは。さくらあん(@Sakura_Anne_)です。
2024年11月22日、瑞起から任天堂ライセンス商品の新型コントローラー「EVOTOP(エヴォトップ)」が発売されました。
「EVOTOP」という名前は、「EVOLUTION x TOP」つまり!「進化の頂点」を意味しているそうです。その名の通り、これまでにない多彩な機能が搭載され、プレイヤーに最高峰の体験を届けてくれる!コントローラーとのことです。
楽しみですね。早速開封してレビューしていきましょう!
動画版
動画でも紹介しています😊
内容物
EVOTOPの内容物です。
- EVOTOPコントローラー
- キャリングケース
- UWBドングル
- USB Type-A to C ケーブル
- 充電ドック
- 十字ボタンキャップ×1
- スティックキャップ×2
- 背面パドル×2
- クイックガイド
- 保証書
ディスプレイをチェック!
EVOTOPのタッチパネル(ディスプレイ)をチェックしてみましょう。
コントローラーの上部にあるパワーモードスイッチを「ON」に合わせると
ディスプレイに初期設定が表示され、「言語」「日付」「ユーザーネーム」を入力していきます。
設定が終わると、このようなホーム画面For Game Play』モードが表示されます。
接続情報やバッテリー情報、ユーザー名や稼働時間、現在の時刻が表示されます。
真ん中のこの「EVOTOPボタン」を押すと
『For EVOTOP Setting』モードに切り替わります。いろんな設定が可愛く表示されますね〜。AppleWatchみたいです。
- プロファイル(マッピング、マクロ、スティック、バイブレーション)
- TURBO-Z
- LED
- テーマ
- UWBとBluetooth
- オーディオ
- 画面の明るさ
- 環境設定
- コントローラー情報
ディスプレイはタッチ操作対応!
コントローラーだけでカスタマイズが可能でとても便利なですね!
ですが、設定の項目の選択がちょっと手間ですね。とてもかわいいレイアウトなんですが、選択しにくい。普通に一覧で並んでいる方が、選択しやすいし、タッチで選びやすいな〜と思います。
ちなみに、一定時間コントローラーを操作しかなったり、電源をオフにしているときはディスプレイに時計が表示されます。充電スタンドに載せてデスクに飾ると、コントローラー型の時計みたいですね。
上部ダイヤルチェック!
次はこの特徴的な上部のダイヤルをチェックしてみましょう。
左側はコネクションモードスイッチ。
Switchやパソコンに接続するときに切り替えるスイッチですね。パソコンだけ、UWBドングル接続ができるようですね。
右側はパワーモードスイッチ。
コントローラーのON/OFと、スポーツモードに切り替えるスイッチです。スポーツモードではTURBO-Zとマクロが無効になるそうです。
サイズ・重さ
EVOTOPのサイズは(横幅)約16.5cm × (縦幅)約11.3cm × (厚さ)約6cm。
重さは約358g。
背面パドルを4つ取り付けると約376gです。350g超え!かなりずっしりと重量感があります。
プロコンと比べてみるとこんな感じです。
プロコン:(横幅)約15.2cm×(縦幅)約10.5cm×(厚さ)約4.5cm:248g
※スティックの高さ含まず
外観・握り心地
EVOTOPの外観はこんな感じです。
メインフレームは高い強度のアラミド繊維。グリップはフェイクレザー。高級感あふれる外観です。
ABXYボタン
ABXYボタンはSwitchレイアウト。ツルッとしていて平べったい形状です。
サイズは約9.8mm。
プロコンよりもすこし小さめのサイズです(プロコン約10.6mm)。
押し心地はカチカチとしたクリック感のある押し心地。
プロコンよりもクリック感が強いです。プロコンと同じく、マウスのようなクリック感のマイクロスイッチの押し心地ではないですね。
スティック
スティックはホールエフェクトスティック。高精度かつ滑らかな操作感と耐久性を兼ね備えたスティックです。
押し込みボタンはプロコンと同じような押し心地です。
直径は約17.7mm(※ プロコン約17.4mm)。
ゴム感が少なく、真ん中の凹んだ部分がツルッとしていて少し滑りやすく感じます。
高さと形状の違うスティックキャップが2種類付属されていて、簡単に交換可能です。
それぞれのスティックの高さと直径はこんな感じです。
十字ボタン
十字ボタンはメタル素材。ひんやりした触り心地です。
押し心地もいいですね。硬すぎず、押しやすい押し心地です。
十字ボタンにも交換できるキャップが付属されています。同じメタル素材の十字型のものですね。
マグネット式で着脱できるのて、交換がとても簡単です!
上部
上部の外観はこんな感じです。
コネクションモードスイッチとパワーモードスイッチが特徴的な形をしてますね。
L/Rボタンはしっかりクリック感があり、押しやすいです。プロコンよりも幅が広くて押しやすいです。
ZL/ZRはホールエフェクトのアナログトリガー。
背面にボタンアジャスターが搭載されており、トリガーの深さを3段階に切り替え可能です!
プロコンのようなボタンの押し心地にはできないですね。かなり傾斜のついた変わった形状をしていますが、指が引っかかりやすくて操作しやすいです。
背面
背面の外観はこんな感じです。
この穴には、この背面パドルを取り付けます。
パドルの裏に、M1/M2などの記載があるので、この表示通りに取り付けてみると……こんな感じです!
M1/M2は一般的な背面ボタンの位置にあるので押しやすいですね。
M3/M4は変わった位置にありますが、思ったより押しやすい位置ですね!カチカチとクリック感があり、押し心地もいいです。
底面
底面はこんな感じ。
イヤホンジャックが搭載されています。
グリップ・握り心地
グリップはこんな感じです。合皮素材のグリップで、見た目のかっこよさがすごいですね〜。
背面の半分はドット模様のざらざらの滑り止めになっています。
合皮素材はピタッとフィットとして、滑りにくいですね。プロコンと比べると、グリップがしっかり太めのサイズなので、握り心地は大きく感じますね。
プロコンと比べると、EVOTOPの重さが目立ちますね〜。
充電ドック
充電ドックはこんな感じです。かなりシンプルなデザインですね。
背面にはUSB Type-Cポートが搭載。背面は一面ゴム素材の滑り止めが搭載。
EVOTOPをのせてみるとこんな感じです。
接続部分のマグネットが強力なので、ピタッとくっつきます。
製品仕様
EVOTOPの製品仕様です。
- Nintendo Switch
- Nintendo Switch Lite
- Windows
- 有線接続
- Bluetooth接続
- UWBドングルでの無線接続
- 2000mAhのパッテリーが搭載。8時間の充電で10時間の使用が可能です。
充電時間がめちゃくちゃ長いです。実際充電していても、なかなかバッテリーのアイコンのメモリが増えず、本当に充電に時間がかかるんだな〜と思いました。
Switchでの操作感
スイッチに接続してゲームをプレイしてみました。
ジャイロ機能はどうかな〜と楽しみにしていましたが、全く違和感なし!プロコンと同じ感覚でプレイすることができました。
EVOTOPは重たさは感じますが、ジャイロ感度やスティック感度はバッチリで、操作感は全く問題ないですね。
EVOTOPはBluetoothオーディオに対応しているため、ヘッドホンやイヤホンを直接コントローラーに接続してゲームを楽しむことができます。PS5のDualSenseと同じですね。
スイッチでは振動は使用できず、NFCは非搭載です。Nintendoライセンス商品で高価格のコントローラーなので、プロコンで使用できる機能はすべて搭載してほしかったですね〜。
また、Nintendo Switch対応!と謳っているのであれば、プロコンのような押し心地のトリガーにしてほしかったです。
一般的な1万円ほどの価格でこの性能のコントローラーであれば、問題なくおすすめできるコントローラー!と言えるのですが、EVOTOPは34,430円のコントローラーです。
今は色んなメーカーや中華コントローラーでも、スイッチ対応で、高性能で1万円ほどのコントローラーがたくさん発売されていますよね。そう考えると、EVOTOPはスイッチで使用するためにはおすすめか!?と言われると、私はちょっとおすすめはできないかな〜と感じました。
ですが、価格は気にせず、ジャイロ感度がプロコンと同じくバッチリで、背面ボタンが4つ。連射やマクロの設定が簡単に設定したい!とにかく、かっこいいコントローラーが欲しい!という方にはおすすめできると思います。
PCでの操作感
次は、パソコンに接続してフォートナイトをプレイしてみました。
FPSやTPSゲームでは、トリガーはプロコンのようなボタンの押し心地のトリガーが使いやすいのですが、EVOTOPは浅いトリガーにしか切り替えられないので、ちょっと使いづらいのかな〜?思いましたが、特に気になりませんできた。
かなり浅めの押し心地のトリガーにできるので、そんなに違和感は感じなかったんだと思います。
パソコンに接続したときのスティック感度はこんな感じです。
問題なさそうですね。ただ、デッドゾーンを「0」に設定すると数値がパラパラと動きますが、実際にゲームをプレイしている間にエイムが暴れるようなことはありませんでした。スティックの操作に対してエイムが素早くついてくるので、快適にプレイできました。
ポーリングレートを計測してみました。
有線接続のポーリングレートは1000Hz超えですね!
次は、UWBドングルでの無線接続。なんとこちらも1000Hz超え!
無線接続でもポーリングレートは1000Hz超え!これはとても優秀ですね!
良いところ・残念なところ
EVOTOPの良いところ・残念なところをまとめました。
- タッチディスプレイでの設定
- ジャイロ感度バッチリ
- パソコンでUWBドングルで高速・低遅延のデータ送信が可能
- Bluetoothオーディオ対応
- 背面パドル4つ搭載
- 上部のモードスイッチとパワースイッチが切り替えやすい
- 有線/無線 どちらともポーリングレーが1000Hz
- キャリングケース付き
- 見た目が高級感がありかっこいい
- トリガーがプロコンのようなボタン式にできない
- スイッチでは振動機能が使用できない
- スイッチでUWB接続ができない
- タッチディスプレイの設定のレイアウトがかっこいいけどわかりにくい
- 充電時間が長く使用可能時間が短い
- とにかく重たい
- とにかく高価格
まとめ
今回は、EVOTOPコントローラーをレビューしました。
少し辛口になってしまいましたが、高価格コントローラーなので、期待しすぎていた部分があるかもしれないです。操作感や感度などは全く問題なく、優秀なコントローラーです。
ただし、34,430円という価格を考えると、その性能や機能が価格に見合った価値があるかどうかについては、ちょっと疑問を感じてしまいました。
今回紹介した商品です。気になった方はぜひチェックしてみてください😊
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