あの「ASUS ROG ALLY」が容量2倍に進化して帰ってきました!
みなさん、こんにちは。さくらあん(@Sakura_Anne_)です。
「ROG ALLY」は、パソコン周辺機器・PCメーカーで有名な「ASUS」のゲーミングブランド「Republic of Gamers」から発売された、Windows 11 搭載のポータブルゲーミングPCです。
その初代「ROG ALLY」のユーザーからのフィードバックをもとに再設計され、今回発売されたのはこちら! 「ROG ALLY X」です!
「ROG ALLY X」の仕様や初代「ROG ALLY」との違いを中心にレビューしていきたいと思います!
さっそく開封してレビューしてみたいと思います。
動画版
動画でも紹介しています😊
内容物
「ROG ALLY X」の内容物です。
- ROG ALLY X
- ACアダプター(65W)
- スタンド
- 製品マニュアル
- 製品保証書
製品仕様
「ROG ALLY X」の製品仕様です。
カラー
初代ROG ALLY と比べてみると大きく変わったのは、本体カラーですね。
初代のカラーはホワイト。ROG ALLY X はブラックになりました。
スタンド
「ROG ALLY X」のスタンドは、長さが短めのスタンドが2つになりました。
スペック
まずは「ROG ALLY X」のスペックを確認しましょう!
初代「ROG ALLY」には、CPU違いで2つのモデルがありましたが、今回発売される「ROG ALLY X」は今のところ、1つのモデルのみになっています。
ROG ALLY X | ROG ALLY | |
---|---|---|
CPU | Ryzen Z1 Extreme | Ryzen Z1 Extreme Ryzen Z1 |
OS | Windows 11 Home | Windows 11 Home |
メモリ | 24GB | 16GB |
SSD | 1TB | 512GB |
ディスプレイ | 7インチ液晶 (タッチパネル) | 7インチ液晶 (タッチパネル) |
解像度 | 1920×1080 フルHD | 1920×1080 フルHD |
リフレッシュレート | 120Hz | 120Hz |
バッテリー容量 | 80Wh | 40Wh |
Bluetooth | Bluetooth 5.4 | Bluetooth 5.1 |
Wi-Fi | Wi-Fi 6E | Wi-Fi 6E |
まず、搭載されているCPUは、初代「ROG ALLY」の上位モデルと同じ、Ryzen Z1 Extreme。強力なグラフィック性能と圧倒的なパワーでAAAゲームタイトルも快適に動作します。
これによりバッテリー駆動時間が大幅にアップし、長時間のゲームプレイを楽しむことができます。充電時間はこのようになっています。(X 約1.9時間・初代 約1.6時間)
サイズ
ROG ALLY X のサイズは、幅280.6mm×奥行き111.3mm×高さ24.7~36.9mm です。
初代ROG ALLY とほとんど同じですが、高さが少し高くなっていますね。
重さ
重さは 約681gです。初代の重さは 約613g。
ROG ALLY X は強化されていますが、初代ROG ALLY に比べて約70gしか変わっていません。持ち運びの性能はそのままに、レベルアップしています。
ちなみに、「Steam Deck OLED」と比べてみるとこんな感じです。サイズは「Steam Deck」のほうが大きいですが、重さは「ROG ALLY X」のほうが少し重たいですね。
外観
ROG ALLY X の外観はこんな感じです。
ブラックのボディにカラフルなABXYボタン。スティック周りの光がキレイですね。
初代「ROG ALLY」と正面の外観を比べてみると、ぱっと見は同じに見えますが、ボタンやスティック・グリップなども進化しています。
ABXYボタン
ABXYボタンのサイズは約10mmです。ボタン配置はXbox仕様です。
ツルツルしていて平らな形状です。押し心地はカチカチとクリック感があります。
初代「ROG ALLY」との違いは、ABXYボタンの位置です。「ROG ALLY X」は、より入力がしやすい位置になりました。
スティック
スティックの直径は約16.7mmです。
フチに溝があり、中心が凹んでいる形状です。中心はツルッとしていますが、凹んでいる形状のおかげで、指がフィットし、滑りにくくなっています。スティックの押し込みボタンは押しやすい押し心地です。
D-Pad
D−Padの直径は約23.0mmです。
8方向に正確な入力が可能で、格闘ゲームやレトロゲームでも操作しやすいです。初代「ROG ALLY」とは、形状が大きく変わりましたね。より入力がしやすく進化しました。
上部
上部の外観はこんな感じです。
初代「ROG ALLY」と比べてみると、大きく変化していますね。
オーディオジャックやmicroSDカードスロット・音量ボタン・インジケーターランプなど電源ボタン以外の配置がすべて変わりましたね。
特に大きな変化はこの部分ですよね。
初代の「ROG XG Mobileインターフェース」という接続端子。これが「ROG ALLY X」にはなくなり、USB Type-C ポートが2つ搭載されました。
初代の「ROG XG Mobileインターフェース」には外付けのグラフィックデバイスを接続して、グラフィック性能を劇的に向上させることができたのですが、キャップなどが搭載されておらず、大きなポートがむき出しで、ほこりが入りやすそうだな〜〜と気になっていたんですよね。
「ROG ALLY X」では、USB4・USB3.2 が搭載され、給電しながらでもさまざまなデバイスを接続できるようになりました。
ROG XG Mobileインターフェースがあった部分には、通気口が搭載されました。
これにより、最大6℃、タッチパネルの温度低下を実現しています。
また、ファンに異物が入らないように、ROGダストフィルターが搭載され、冷却性能が落ちないようになっています。
トリガー
「ROG ALLY X」のトリガーはこんな感じです。
ザラザラの滑り止めが搭載されていて滑りにくくなっています。
LB/RBボタンは、サイズも大きめで、カチカチとしっかりクリック感があり押しやすいです。LT/RTボタンは、トリガー式です。押し込みが深めのトリガーですね。
トリガーストップなどは搭載されていません。
初代「ROG ALLY」とは形状が変わりましたね。LT/RTが大きくなりました。
また、少し角度がつきましたね。横から見るとこんな感じ。素早い入力がよりしやすいように設計されたようです。
背面
背面はこんな感じです。
初代「ROG ALLY」と比べるとこんな感じ。「ROG ALLY X」は真ん中のラインに、ASUSのゲーミングブランド。「Republic of Gamers 」と書かれています。
また、通気口が少し大きくなっていますね。あとは背面のマクロキーの位置とサイズですね。「ROG ALLY X」は小さくなっています。
私の手には少し位置が遠く感じますが、誤入力を防ぐために小さい形状にしているようです。押し心地は少し固めでカチカチとしっかりクリック感があります。ちなみにマクロキーにはさまざまな代替入力が可能で、初期設定ではこのように設定されています。
グリップ
グリップはこんな感じです。
上までざらざらの滑り止めが搭載されていて、滑りにくくなっています。
このざらざら、よ〜くみると、「ROG」になっています。
この部分の形は三角形になっていますね。
質感を変えて握り心地を向上させています!
初代ROG ALLY のグリップと比べてみると、グリップの厚みが増していますね。より握りやすい形状に進化しています!
ROG ALLY X の初回起動
「ROG ALLY X」は、Windows PC なので 初回起動時には「Microsoftアカウント」「Wi-Fi」……などの設定が必要になります。
設定が終わったら、このように Windows のデスクトップ画面が表示されます。
操作は、ディスプレイがタッチ操作に対応しているので、タッチで操作することができます。また、右スティックでマウスのカーソルを移動することができます。
スティックの押し込みボタンか、上部のRBボタンが左クリック・RTボタンが右クリック・Aボタンをエンターキーとして操作することができます。
Armoury Crate (アーモリークレート)
Armoury Crate ボタンを押すと、ゲームライブラリが表示されます。
このライブラリから簡単にゲームを起動することができます。簡単に、サクッとゲームを開始できるのは嬉しいですね。
コマンドセンター
コマンドセンターボタンを押すと
「画面の明るさ」「音量」の調整、「電源」を操作することができます。
また、「Armoury Crate」で編集できる「コントロールモード」「オペレーティングモード」などのコマンドを起動することができます。設定のショートカットという感じです。
ゲームプレイ
実際にゲームをプレイしてみましょう。
電源ボタンに指紋認証がついてるので、毎回の認証が簡単にできます。
Armoury Crate ボタンから、ささっとゲームが起動できます。
Windows が搭載されているので多くのランチャーに対応しており、多彩なゲームを楽しむことができます。
グリップがより握りやすくなったので、重さがあまり気にならないです。
フルHD 120 Hz のディスプレイはなめらかきれいですねぇー。実際の FPS はこんな感じです。ゲームによって異なりますが、見づらいといった感じはないですね。
「ROG Ally X」は 初代と同じくWi-Fi 6E に対応しているので、ワイヤレス通信が高速です。
まとめ
初代「ROG ALLY」はSSD が512GBしか選択できず、1TBや2TBなどの選択ができるとよかったな〜と思いましたが、ROG ALLY X ではその不満が解消され、SSDが1TBに進化しました。
- 初代ROG ALLY での不満が解消され、さらに使いやすく進化
- 長時間使用できるよう、大容量80Whのバッテリーが搭載
- ヘビーゲームは最大3時間
- NetflixやYouTubeは最大11.7時間の視聴が可能
- 初代のホワイトカラーも爽やかで好きなのですが、「ROG ALLY X」は汚れが目立ちにくいブラックカラーなのも嬉しいポイント!
コントローラーを接続して付属のスタンドに立ててゲームをプレイしたり、モニターに接続して大画面でゲームを楽しんだり、小型のパソコンとしても使用可能。
出張先でメールや書類の確認とともに、夜はゲームも楽しむ。なんて使い方もできそうですね。
今回紹介した商品です。気になった方はぜひチェックしてみてください😊
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